オンラインカジノでのブラックジャックで勝つためにすべきこと

オンラインカジノはギャンブルですが、運の他に戦略性が必要なゲームも存在します。
戦略性が高いゲームと言えば「ポーカー」、そして「ブラックジャック」でしょうか。
しかし、一口にポーカーと言っても「テキサスホールデム」や「カジノホールデム」といったカジノでは一般的なゲームは日本人には馴染みが薄く、ルールも多少複雑です。

「ブラックジャック」はというと、日本人なら知らない人は居ない程知名度があり、ルールもポーカーより遥かに単純です。
また「ベーシックストラテジー」という確固とした最適戦略が存在しています。
例え覚えていなくとも、オンラインカジノなら「ベーシックストラテジー」の表をインターネットなどで調べて見ながらプレイするといったことも可能です。

今回はブラックジャックについて、勝つために必要なことを解説します。

ベーシックストラテジーを覚える

ベーシックストラテジーを覚える
「ベーシックストラテジー」は、最適戦略です。
ブラックジャックの攻略法としては非常に有名なので、インターネットで調べると容易に検索に引っかかります。
必ずしも全て暗記する必要は無いのですがライブカジノなどをプレイする場合、時間でプレイヤーのターンが回ります。
いちいち表を確認するよりかは、最初から覚えていた方が良いでしょう。

どうしても覚えるのが難しい場合は「ダブルダウン」と「スプリット」のタイミングだけ暗記しておくと良いです。
どちらもベット金額が倍になるリスキーな選択な上、表を確認している間にタイムオーバーになってしまうと、機を逸します。
覚えていれば判断が速いですし「ベーシックストラテジー通りの行動」ということで、安心感につながるでしょう。

また、「左の方に座る」というのも手です。
ブラックジャックは基本的にプレイヤーのターンが右から左へ順番に回っていくため、左側に座っていれば判断は後になります。
ゆっくり「ベーシックストラテジー」を確認することが出来ますし、他のプレイヤーの判断も確認することが可能です。
自信が無い内は「ライブカジノでは左側に座る」ことを意識しましょう。

RTPを知る

RTPを知る
「RTP」とは、プレイヤーへの還元率です。
では「プレイヤーへの還元率」とは何かというと、パチスロをやっている方は知っている方も多いですが「機械割」と一緒です。
100%を基準として、それを上回るとプレイヤーが儲かり、下回ると運営側が儲ける…といった指標です。
RTPは宝くじが40%、競馬が70%、パチンコ・パチスロが90%前後と言われています。
因みにオンラインカジノ全体の平均RTPは95~98%と、かなり高いです。

そしてブラックジャックのRTPは、99%以上と良く言われています。
正確には、「標準的なルールのブラックジャックでベーシックストラテジーに基づいた戦略で勝負すれば99%以上になる」…といった形です。

標準的なルールのブラックジャックとは
・6デッキ
・いつでもダブルダウン可能
・スプリット後のダブルダウンも可能
・ブラックジャックの返しがベット金額+1.5倍(2.5倍)
・サレンダー不可
・ディーラーのアップカードが1枚
・ディーラーは16以下でヒット、17以上でスタンドする
といったルールです。
例えばこのような条件でベーシックストラテジーを適用すると、RTPは約99.56%となります。

デッキ数を確認する

「デッキ数」とは、トランプのカードの組の数です。
ブラックジャックの場合、ジョーカーを抜いたトランプ52枚を「1デッキ」として、6~8デッキ使用します。
カードを多く使う理由としては、一度に複数人プレイするプレイヤーの参加人数に対応するためです。
しかし、このデッキ数が多くなるとプレイヤーが不利となります。

何故不利かというと、プレイヤーの合計数値が22以上になると「バスト」となり、その時点で負けとなりますがディーラーはそうで無いからです。
ディーラーがバストした場合、プレイヤーが「21」以下であった場合のみに配当金が得られます。
バスト同士の場合はプレイヤーの負けとなるため、カードの総数が増えて良い数字が出やすくなるとディーラーが有利となるのです。

また、ライブカジノの場合はトランプのデッキを交換するタイミングがあります。
交換する直前など、デッキ数が少ない時に勝負を始めると勝率を上げることが出来ます。
勿論RTPにも響くため、デッキ数は必ず確認しましょう。

細かいルールを確認する

細かいルールを確認する
ブラックジャックは派生が多くあるため、ゲームによって細かいルールの違いがあります。
以下にルールが違うブラックジャックを紹介します。

・シングルデッキブラックジャック
その名の通りシングルデッキ(1デッキ)のブラックジャックです。
デッキ数が少ない程プレイヤーには有利なのですが、「ブラックジャックの配当が2.2倍」などルールが変更されている場合があります。
もしブラックジャックの配当が2.5倍のまま他が「標準的なルールのブラックジャック」と一緒ならば、100%を僅かに超えるでしょう。
しかし2.2倍だった場合、98.8%程度となります。

・ポンツーン
イギリス式のブラックジャックです。
ディーラーのカードが伏せられたり、ディーラーと同じ数値の場合プレイヤーが負けてしまうなどプレイヤーに不利なルールが多いです。
しかし本家「ブラックジャック」の組み合わせは「ポンツーン」と呼ばれ配当金が3倍、バストせずに5枚カードを集めると「5カードトリック」となり、こちらも3倍の配当金が獲得出来ます。
RTPも高く、およそ99.6%です。

・ブラックジャックスイッチ
2ハンドのカードでプレイし、それぞれのカードを交換出来るブラックジャックです。
非常にプレイヤーに有利なため、RTPは約99.92%と高い数値になっています。